嘔吐恐怖症について その2

やせ細った自分を見てさすがに、親も心配して
医者を何件か受診した。ドクターショッピングである。

結局原因もわからないので、ある医院で胃カメラを飲むこととなった。
高校2年で人生初の胃カメラだ。
胃カメラを飲めば吐き気が込み上げてくるんじゃないか、
怖くて仕方なかったが、癌とか重大な病気が潜んでいるかもと
考えると何とか乗り越えられた。なにより原因を突きとめてスッキリしたかった。

鎮静剤を使っての胃カメラ検査だったので、苦しいことは苦しいが
思ったほどではなかった。

しかし、結果は全く異常がなかった。異常がないのだから薬の出しようもないとかで
八方塞がりであった。重大な病気でなくて安心はしたのだが。

それから、親の勧めで針治療や漢方治療などもやったが
うまくはいかなかった。

気持ち悪いのならば吐いてすっきりすればいいのだが
その吐くのが何より怖いのである。
吐くことが好きだといいう人はいないだろうが
あの独特の苦しさというか、自分の吐しゃ物をみるのが
何より嫌だった。
そのため、吐くのを何が何でも我慢してしまうのだ。

実際に吐くことなどなかったのだが
とにかく、吐くことに怯えていた。

そのストレスで、胃も不調が続き
吐き気と胃もたれに苦しめられた。

その他に困ったのが、友達とご飯を食べるシチュエーションである。
当時は高校生だったので皆食べ盛りである。
少し遊べば当然に皆お腹がすくのだろうが、自分は
この症状のせいで全くお腹が空かないのである。
自分だけ食べないわけにもいかず、無理に食べて
気持ち悪くなっても困るで、色々と苦労したのを覚えている。

その時は1年くらい続いただろうか
その後自然と治っていった。
気にならなくなったというべきか。

しかしその後も、食べすぎを気を付けたりと
自衛はしていた。

高校を卒業するころには、かなり症状は改善していた。
その後、しばらくは問題なく過ごしていた。


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