退職の挨拶ために会社に行く

退職する旨を上司に伝えてから退職日(会社挨拶に行く日)まで
わずかしなく、すぐにその日を迎えた。

多少緊張はしていたが、ここまできたら
迷いや戸惑いはなかった。
ただ、行かなければこの先ずっと後悔するんじゃないか
という思いはあった。
行かなければ、何度も同じ夢を見るだろうと思う。

会社始業の時間に会社の前に到着した。
朝礼中に入るわけにはいかないので
少したって入ることにした。
同時に上司から着信があった。
会社の前で二の足を踏んでいるんじゃないかと
心配してかけてくれたようだ。

実に1年ぶりの出社である。
思ったより何も変わっていない。
皆の視線が突き刺さるように感じるのは
変わらない。
久しぶりすぎて入室の暗証番号を忘れかけていた。

早速、上司と総務部とで退職の手続きの為に
別室に入る。

貸与品を返却して退職届を提出した。
私は、これまでお世話になったのと、
休職の面倒を見てくれたことに
感謝しありがとうございましたと言った。

上司と総務部長はこれまでの貢献を労ってくれて
ご苦労様でしたと言ってくれた。
1年も休んでいた自分に対して。

今後は、何か決まっているのかと聞かれたが
職業訓練のことは言わず、何も決まっていないと答えた。

その後、自分の席だった場所に戻った。
幸いその席を使用してる人は不在だったので
座らせてもらった。
慣れ親しんだPCや備品に別れを告げた。

最後に親しかった同僚達に挨拶をした。
本心かはわからないが、皆優しく送り出してくれた。

その時は、気持ちがすっきりしていたので
嫌いな同僚にも愛想笑いができた。
それでよかったと思う。悪態をつかないで。

ただ、私の後任の後任の人には、あなたが辞めたおかげで
ここに移動する羽目になってしまったと恨み言を言われた。
笑ってごまかすしか出来なかった。

1時間ぐらい滞在し、最後親しかった人だちが揃って
見送ってくれた。

行ってよかったと心から思った。
なんともすっきりした気持ちにだった。

ただ、その日の午後から職業訓練校の説明会が予定されていたため
その余韻に浸ることなく、会社を後にした。


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